国・企業・自治体の奨学金を比較!

目次

比較する理由

奨学金には多くの種類があり,募集元によって「選びやすさ」「条件の厳しさ」「返済義務」などが異なってきます。また,条件の厳しさと言っても人によって受給できる難易度は異なります。例えば,化学系学生限定の奨学金などは,化学を学んでいる学生にとっては比較的受給しやすい奨学金ですが,それ以外の学生にとっては難易度が高いです。

このように,自分に合った奨学金に応募することで,奨学金の合格率が大幅にアップします。

今回は国や企業,自治体の奨学金にどのような特性があるのかを確認し,体系的に理解することで,奨学金を探すヒントになればいいと考えています。

それでは,以下にそれぞれの奨学金の特徴を説明していきます。

国(日本学生支援機構)の奨学金:利率や対象のバランスが良い

国が運営する奨学金として,一番有名なものは日本学生支援機構(JASSO)の奨学金です。特徴は以下の通りです

  • 給付型,第一種(無利子),第二種(有利子)の主に3種類の奨学金が存在。
  • 奨学金を利用する大学生の多くが利用している
  • 全国どこからでも申請可能で選択しが多く汎用性に優れている

自治体の奨学金:地域限定の場合が多い

自治体の奨学金はその地域に住んでいる人限定という場合が多いです。また,応募者が限定されるため,受給しやすい傾向にあります。自分の住んでいる自治体の奨学金でよさそうなものがあれば応募してみましょう。

大学独自の奨学金:入試成績優秀者や授業料免除制度あり

それぞれの大学には,大学が独自で募集している制度があるケースが多いです。多く大学では,入試成績やGPA優秀者向けの給付型の奨学金や一時金,経済状況が悪い学生に対する入学金や授業料の免除制度が存在します。

大学独自の制度は,その大学の学生向けに募集されるため,活用しやすいです。
また,大学での成績が良い人はさらに奨学金や一時金を受け取れる確率が高いので,自分の大学ではどのような制度があるのかをしっかり理解しておきましょう。思わぬ入金も夢ではありません。

民間財団・企業:人物評価重視

民間団体では,作文・面接・課題提出などで奨学金受給者を決定します。さらに,その判断基準は企業や財団によって異なり,それなりの準備が要求されます。しかし,これらの奨学金は給付型である場合も多く,合格すればそれなりのリターンが見込めます。自分の目的意識や夢,志に共感してもらえそうな奨学金を探してみましょう。

各奨学金の簡単比較

一概に奨学金がこうだと断定することはできませんが,参考程度に奨学金の提供元別の比較表を作りました。私も10種類以上奨学金を借りてきて,体感した部分も取り入れています。

提供元給付/貸与利息審査のポイント
JASSO給付・貸与給付型
第一種:無利子
第二種:有利子
成績・所得
自治体給付・貸与低利・無利子所得・地域貢献
大学給付無し入試成績・GPA
民間団体主に給付無し志望動機・人物評価

まとめ

国・自治体・民間の奨学金制度にはそれぞれ特色があり,自分に合った奨学金を選ぶことで効率よく受給することができます。

奨学金制度は日々変化することも多いので,日頃からチェックする癖をつけるとより良いかもしれません。

それでは,学生生活を楽しんでいきましょう!

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