「奨学金,応募しようと思ったけれど・・・どうやって探せばいいの?」
そんな疑問を抱く方もいらっしゃると思います。
せっかく奨学金を借りようと思っても,探し方に苦労し,面倒くさくなって断念してしまうケースもあります。
今回は,基本的な奨学金の探し方について,わかりやすく解説していこうと思います。
① まずは大学の学生課を調べてみよう!
最初に確認しておきたいのが,自分が通っている(または進学予定)の大学の学生課です。
多くの大学には学生課(名前は大学ごとに異なる)というものが設置されており,奨学金について相談することができます。自分の経済状況や目的に合わせておすすめの奨学金を紹介してくれる場合も多いので,奨学金を借りようと思ったらとにかく学生課に足を運んでみるのがおすすめです。また,奨学金についてよく理解していない場合でも,親切に教えてくれる場合が多いので,話を聞く程度の楽な気持ちで行きましょう。
さらに,大学では学内限定の奨学金制度が用意されている場合もあります。
入試成績優秀者向けの給付奨学金や家計の急変に対応した奨学金が用意されていることもしばしば。
これらの奨学金は通常の検索結果では表示されづらい奨学金であり,大学の公式サイトにもわかりづらい場所に掲示されていたりします。学生課に行けば,どのような奨学金があるか網羅的に知ることができるため,やはり一度学生課に行くことが推奨です。
② 国が運営している奨学金=日本学生支援機構(JASSO)
奨学金といえば,日本学生支援機構(JASSO)を思い浮かべる人も多いでしょう。
日本学生支援機構(JASSO)は,全国の大学・短大・専門学校生などを対象とした公的な奨学金です。
奨学金の種類は,給付型,第一種奨学金(無利子)や第二種奨学金(有利子)があります。
ここでポイントとなるのは,進学前に予約申し込みができるという点です。
高校3年生の春から秋に手続きを行えば,大学入学時に受給を開始することができます。
予約しなかった場合も,大学入学後に「在学採用」として申し込むチャンスがあります。
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は借りている人が多い奨学金なので,調べれば簡単に情報を得ることができます。どの奨学金を借りようか迷った人は,ひとまずこの奨学金に申し込むことを検討してみましょう!
③ 見逃しがちな地元や分野特化の奨学金を調べてみよう!
意外と知られていないのが,自治体や民間財団による奨学金です。
たとえば,あなたが住んでいる市区町村がその地域の人限定の奨学金を提供している場合があります。そのため,その地域に住んでいれば奨学金の対象者になり,奨学金を受け取れる確率がアップします。
また,医療・教育・科学など,特定の分野を学ぶ人を対象にした奨学金も存在します。このような奨学金は民間の財団によるもの多く,将来その分野で働く学生を支援するといった理由で奨学金が用意されています。自身の専門分野と合致する奨学金を探してみましょう!
これらの奨学金は大学の学生課などでは紹介されない場合もあるので
- ○○市 奨学金
- ○○分野 奨学金
などのキーワードで,自分が該当する奨学金を探してみるのも手です。
まとめ:奨学金を借りる一歩を踏み出してみよう!
奨学金を借りるためには,その内容を理解しなければいけません。そのため,どうしても自分で情報を探す必要が生じます。しかし,学生課に行ってみるなど,情報を探す手間を減らすことは可能なので,様々な手段で効率よく奨学金を探してみましょう!
次回以降は奨学金の具体的な探し方や,応募する際のコツ,面接対策などの解説をしていこうとおもいます!
それでは,よい学生生活を!
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