奨学金で推薦書が必要な場合と取得方法について

奨学金によっては,申請時に推薦書の提出を求められることがあります。
特に,民間財団の給付型奨学金は学内の教員や学校長からの推薦が求められることが多いです。

この記事では,推薦書が必要な場合にどのように取得すればいいかを解説していきます。

目次

どんな時に推薦書が必要?

推薦書が必要なケースは様々なですが,以下のようなケースが一般的です。

  • 成績優秀者や模範的な学生に対して支給される奨学金
  • 民間財団などによる給付型奨学金
  • 留学支援など特定の目的用途で支給される奨学金
  • 学内で選考が行われる奨学金

民間財団による給付型奨学金は推薦書が必要な場合が多いです。また,学内で選考が行わる奨学金についても,指導教員や学科長の推薦書が必要な場合が多いと思います。

いずれにしても,奨学金の募集要項をよく確認し,誰からの推薦がいつまでに必要かを把握しておきましょう。

誰に頼むのが適切?

基本的に奨学金の募集要項には,誰に推薦してもらえばいいのかが書いてあります。
例えば学長の推薦が必要な場合には,学生支援課などに行き,学長に推薦をもらうにはどうすればいいのか聞きましょう。

しかし,単に担当教員と書いてあるだけで明確に誰に推薦してもらえばいいか書いていない場合があります。その時は,以下の中から自分のいいところをよく知っている先生にお願いしましょう。

  • ゼミや研究室の指導教員
  • 学部長や学科長,担任の先生
  • 部活やサークルの顧問(課外活動に重きを置いている奨学金は推奨)

誰に推薦してもらうかで,推薦書の内容は大きく変わってきます。普段の生活で自分のことをよく知り,日々の努力を評価してくれる先生を見つけましょう。

いつ・どうやって頼む?

推薦書の依頼はできる限り早めにお願いするようにしましょう。遅くとも2週間前にお願いするのがよいです。できれば口頭でお願いするのがベターですが,直接お願いできない場合はメールでお願いしましょう。

以来の流れは以下の通りです。

① 口頭やメールで相談
「○○奨学金」の申請を検討しており,推薦書が必要なのですが,ご相談できますか?など,ひとまず話を聞いてもらうスタンスでお願いしてみましょう。

② 推薦書の内容やフォーマットを共有
相談した結果,推薦してくれる場合,推薦書の用紙やフォーマットを共有し,どこに何を書けばいいかを伝えましょう。その際,印鑑を押す必要はあるか日付はいつにすればいいかなどを合わせて伝えるとスムーズに推薦書を作成できます。

③ 自分の実績や志望動機をまとめたものを渡す
推薦書に書いてほしいことがあれば,自分の実績や頑張っていることを簡潔にまとめたものを先生に渡しましょう。こうすることによって,推薦者が推薦書を書きやすくなるだけではなく,自分の魅力がより伝わる推薦書に仕上がります。

感謝と報告を忘れずに

推薦書を書いてくれた教員には必ず感謝の気持ちを伝えましょう。また,推薦書を奨学金に提出した際は,その旨を伝えましょう。

こうして丁寧に感謝や報告を伝えておくことで,仮に後日,提出内容に修正が必要になった場合でも,気兼ねなく訂正をお願いしやすくなります。

また,別の奨学金を応募する際に,再び推薦書をお願いしたいときも良好な関係を保っていることで,気持ちよく引き受けていただける可能性が高まります。

推薦書の依頼は一度きりではないので,日々の丁寧なやり取りがとても重要となってきます。

さいごに

今回は,奨学金の申請に推薦書が必要な場合や取得方法について解説してきました。

推薦書を取得するうえで少しでも参考になれば幸いです。

今回はここまで!
引き続き,学生生活を楽しみましょう!

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