大学や大学院で奨学金を申し込む際,多くの人が書類準備を面倒だと感じていると思います。
今回は,奨学金を申請するときに必要になってくる書類や,その管理方法について解説していきます!
奨学金は期限がシビアなので,少しの遅れが応募不可に繋がってしまうケースもあります。前もって必要書類を確認し,計画的にスケジュールを管理していきましょう。
必要書類は意外と多い
奨学金の申請に必要な書類は,その制度によって様々ですが一般的には以下のようなものがあります。
- 最新の成績証明書
- 本人や保護者の所得証明書
- 住民票
- 特定の証明書(診断書など)
- 志望理由書や願書
- 研究計画書
- 担当の先生や指導教員による推薦書
- 校長の推薦書
- 願書・申込用紙
- 各奨学金団体が設定した課題など
このように奨学金を申請するためには,様々な書類が求められます。ここで注意しておきたいのは,書類に優先順位をつけて準備を行うということです。
例えば,推薦書や保護者の所得証明書などは,自分の都合では準備を行うことができません。そのため,人に書いてもらう書類はなるべく早くお願いしましょう。私自身も推薦書の存在に後から気づき,応募がギリギリになってしまい,ひやひやした経験が何度かあります。
また,成績証明書などはその時点で最新版を入手することができない場合があります。そのようなときは,問い合わせをして,指示に従ってください。たいていの場合は,後からの提出で問題ないというお返事をいただけます。
書類収集の大まかなスケジュールを組もう
奨学金の申請期間は明確に決まっていることが多いため,その期間の間を逆算で行動することがとても重要になってきます。以下に例を挙げます。
例:3月20日が書類提出の締め切りの場合。
- 2月上旬:募集要項を確認し,願書をダウンロード
- 2月中旬:人に書いてもらう推薦書や所得証明書などの書類をお願いする
- 2月下旬:成績証明書や住民票などをとりつつ,願書や研究計画書を記入する
- 3月上旬:書類を整理し確認する。願書などを推敲する。
- 3月15日:余裕を持って提出
このように,書類に優先順位をつけながら行動すると,スムーズに申請を行うことができます。また,締め切りの5日前くらいには書類をそろえてしまうことをおすすめします。何かあったとき,ギリギリの対応になってしまうからです。
またスケジュールを立てる際に一番重要なことは,募集要項をよく読むことです。募集要項には奨学金を申請するための方法がすべて書いてあります。募集要項を熟読したうえで,行動していきましょう。私は募集要項を熟読していなかったために,自分が奨学金の対象者ではないことに気づかずに,書類をそろえてすべてが無駄になったことがあります。。。
提出ミスを防ぐ工夫
奨学金の申請では,一つのミスでとても面倒くさい手続きが増えたり,最悪の場合一発不採用となってしまうこともあります。このような事態を避けるために,最低限以下のことを意識しましょう。
- 書類の日付・押印の有無をチェック
- 証明書などは最新のものか
- 志望理由書や推薦書の宛名・団体名に間違いがないか
- 書類はすべてそろっているか
- 両面印刷・片面印刷の指示を守っているか
- 手書きで書くべきところをきちんと書いているか
- 記入漏れはないか
- 念のため書類のコピーをとっているか
- メールアドレスは間違っていないか
私が奨学金を申請する際は,このような点に注意しています。特に書類のコピーを取っておくと,面接対策の材料となったり,あとあと問い合わせがあったときにスムーズに手続きできるためおすすめです。
まとめ
奨学金はなるべく早く準備をすることで,心に余裕を持つことができます。締め切りに遅れてしまうと,悪い印象を持たれてしまい,奨学金を受け取る確率が下がってしまいます。
提出書類を通じて,計画性や意欲が見られていると考えて行動していきましょう。
今回はここまで!
今後も学生生活を謳歌していきましょう!
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